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高齢化率過去最高の29.1%に! 高齢者が安全・安心に暮らせる住まい提案をしよう

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敬老の日の趣旨は?

200年までは9月15日が敬老の日だったことを覚えています。2003年から9月の第3月曜日が敬老の日となり、今年は本日、9月20日が敬老の日です。敬老の日は、祝日法(国民の祝日に関する法律)で「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨として定められた祝日です。 

高齢者人口は過去最多で高齢化率29.1%に

リフォーム経営を変える_コピー_コピー

総務省統計局は敬老の日にちなみ「統計トピックス No.129 統計からみた我が国の高齢者」で、高齢者(65歳以上)の人口と就業について発表しました。
高齢者の人口は、20201年9月15日現在で、過去最多の3640万人となりました。総人口は2021年8月1日現在で1億2530万人です。高齢化率は過去最高の29.1%と発表され、高齢者人口の割合は世界第一位となり、日本は超高齢化社会に突入しました。
予想では、高齢化率は2040年に35.3%になるということです。

高齢者の家庭内事故と火災が増えている

内閣府の「令和3年版高齢社会白書」(2021年6月11日公表)によると、65歳以上の人の事故発生場所は、住居で起こるケース(家庭内事故)が70%以上になっています。事故発生場所は、居室が45%、階段18.7%、台所・食堂17%、玄関5.2%、洗面所2.9%、風呂場2.5%で、意外なのは普段長い時間を過ごす居室での事故が一番多いことです。
住宅火災での高齢者の死者数(放火自殺者等を除く)が増えており、全死者数に占める割合は69.9%となっています。 

高齢者の住居には安心・安全のバリアフリーリフォームが必要

2021年住生活月間

高齢者の住まいは、新築から20年~30年以上たっているケースも多いため、バリアフリーでない家も多々存在します。
高齢になり運動能力や体力の衰えで、敷居等のちょっとした段差も転倒の原因になります。収納が充分でなく物が床にあると、つまずき、転倒することがあります。開き戸を開ける時にも転倒する危険性があり、ドア近くに手すりがないと危険性が増します。階段や玄関でも踏み外しや滑り、つまずき、それが原因で骨折や死亡事故につながることもあります。
事故は起こってからでは、取り返しがつきませんので、お客様のお家をよく観察してバリアフリーリフォーム提案をすることが重要です。
段差解消、収納を増やす提案、手すり設置、滑らない床に、引き戸のドアに、段差がわかりやすいように照明を明るく、温度差のない部屋に、窓や影などの断熱改修、洗面所・風呂の断熱性向上など、お客様のお住いの危険性に合わせたいろいろなリフォームの提案が可能です。

火災の危険がない家にする提案を!

また、高齢者の火災事故が増加しているため、冬場の暖房器具が火災の心配がないかを調べ、エアコンなどの火を使わない機器を勧めたり、台所の火災を防ぐためIHを提案することも必要です。
給湯器も点検し、安全か否か、買い替える必要があるかを確かめ、危険性がある場合の気づき方をアドバイスすることも大切です。
電気設備、配線も古くなって漏電などで火災が発生する心配がありますので、点検する必要があります。

敬老の日に、住宅点検で安心をプレゼント 

敬老の日に合わせて、お得意様に住宅や設備の無料点検をしてみるのも良いのではないでしょうか。今からは高齢者が増加していきます。地域の高齢者の方が、元気で快適に安全に暮らしていただくための、住宅・リフォームの敬老の日特別パックや企画を考えてみるのも良いと思います。

2021年09月20日 10:00

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