リフォーム研修の前に組織を見なおす

数字と時間に追われ、バタバタしている あるリフォーム会社
あるリフォームを行っている会社は、水廻りの取替工事を数多く受注しています。しかし悩みは、単価、利益とも低く、数を多く受注しないと、会社は経営的に回りません。
社員はいつもバタバタと走り回り、細かい工事をこなすため、時間の余裕がない状態にいます。
一番よくないのは、勉強する時間が取れず、じっくり物事を考える習慣もなくなっており、数字に追われ、クレーム地獄にもなり、心の余裕さえも無くなっています。
クレームの最たるものは、建築知識に弱く、営業基礎力、提案力がなくお客様とのトラブルや現場の施工トラブルです。そのため余計にバタバタし、精神力まで萎えていきます。
研修で社員がパニックになるケースも
そこに研修が入り課題が出されると、パニックになり、課題は全くしない、出さない。研修は形だけ受けるだけで身が入らず、常に営業に追われるために次第に欠席者も増える状態になります。
単品受注やクレームから脱出するための研修であるはずが、無駄な時間になってしまいます。
上司が部下を育てられない、学びの風土がないケース
それなら上司が部下を指導できれば良いのですが、上司も基本的から先輩に教わった経験がなく自己流であったり、または部下を育てる余裕がない状態にあり、人材が育たない状況のケースがあります。
教え、学び、育てる風土ができておらず、クレーム対策さえ組織で解決できず個人プレーで行っている場合があります。
リフォーム研修が身に付くように会社と組織体制を見直す
今、その状態のリフォーム会社のコンサルを行い出しました。
今の良くない流れを見つけ出し、会社や組織、体制の膿を出している状態です。
人を育てるための上司の意識改革。
学ぶ・育てる体制をつくる。
仕事のし方、時間の使い方を変える。
細かい数字を追うのでなく、提案やリノベーションができる能力を育成する。
3か月先の数字が見える営業戦略の組たて。
クレームをなくすための組織力づくり。
など数知れない課題を一つ一つクリアしていきます。
人材が育たない、儲からない、まずは会社や組織の見直しから始める
リフォーム研修は受ける側の体制ができていないと、時には無駄になることもあります。
リフォーム研修が、十分身に付き、成果が実のるためにも会社の体制や組織体制の改革も行ってみてはいかがでしょうか。